top of page
執筆者の写真HITOMI BABA

コスパを上げる選択


こんにちは、タイ古式マッサージ & チネイザン インストラクター馬場です。 先日、3日ほど韓国に行ってきました。 繁忙期前に温まる身体に優しいものを食べたくて。 いつも韓国に住んでいる友人に案内してもらうのですが、今回は狎鴎亭ロデオというハイソエリアにある旦那さんのオフィスでコーヒーいただきながら待ち合わせ。 何のオフィスかと行ってから知ったのですが、まな板やキッチンワゴンのギャラリー?になってました。 まな板ってまたマニアックな(笑)と思ってましたが、ハイセンスなディスプレイで商品自体も美術品のように美しい。

※このレンガ調なの欲しいな

思わず写真撮ってしまいましたよ、全く縁のないこういう展示も見れてワクワクしました。

まな板なのに、生活感無いのがいいですね。小ぶりのも可愛かった。 聞けばオーストラリアのユーカリの木を使ったオーストラリア産のまな板で、かなりの代物の様子。

パンやチーズを切るような小さな物は私にも手が出る値段でしたが、お肉やお魚を切るようなサイズのは値段の桁が違う…ご縁あって最高級品に出会えてテンション上がりましたね。

わざわざこんな面倒な柄合わせまでしちゃうとかオシャレだな。天然素材だからひとつひとつでしょ?職人さん頑張りますね。

まな板って傷が付くといきなり安っぽくなり不衛生感も出ますが、このまな板は通常の利用では傷が付かないらしい。お試し用なのか、ワゴンの引き出しにカッター用意されてました(笑) ユーカリの木ってそんな高級品なの?って帰国してから調べてみました。

サイトも探したら綺麗だったので、興味ある方はこちらへ。

結論から言うと、ユーカリの木が高級って言うより、適した素材をちゃんと加工している故、というのが私の感想です。

ユーカリの木って品種が多くてナイフが刺さらないほどの硬い幹を持つ種類があるそうです。おそらくそれなんでしょうね。(これは日本語の材木サイト見た) 耐久性に優れているからデッキ・橋・電柱・枕木・建築物の構造材などに使われるとのこと。ユーカリ成分が含まれていて、防虫性・防腐性が高いそうです。

丈夫、衛生的なのは毎日使うキッチンツールに確かに最適。

仕上がりの色も赤褐色でありきたりじゃない。見た目も綺麗なので、「スカイキャッスル」などのドラマや料理番組にも使われているそうです。 韓国マダムだけだなく、日本人もよく買いに来てくれるそうで…確かに日本語で検索しても普通のまな板か観葉植物としてのユーカリしか出てこなくて苦労しました。 日本ではまだ手に入りにくいんですね。私もオーストラリアにしばらく住んでいましたがユーカリの木がそんなに良いとは知らなかったです。 それにしてもキッチン用品にしては贅沢だな〜って、思ってしまいましたが、毎日使って長く使えるならコスパ自体は良いのかな?とも思います。毎日料理する人にとってはこれ安いのかもしれません。炊飯器でもエスプレッソマシンでも同じ値段のモノなんかざらにあるもんね。機械はどんどん値段が下がっていくけれど、天然素材のもの今後値段は上がっていく可能性もあるわけで。

冒頭でも書きましたが、韓国って野菜や肉など食材が美味しいからわざわざ現地まで行って食べたくなるんです。

※ 若鶏が丸ごと一羽入ってます。お腹にもち米、高麗人参、ナツメ、ニンニクなどが入ったサムゲタン。薄味で好みで塩コショウを。私は味噌派。

日本にも良いお店はありますが、食材が高いせいか良いものを使うと値段が上がる、または安いもので代用する場合、あまり美味しくない…

そう言えば、韓国のコンビニの海苔巻きや調理パンは不味いと聞きますね。安いわけでもなく・・・向こうではデリバリーサービスが当たり前らしく、深夜までやっている屋台や食堂できちんとしたものを食べた方がずっと良いから発展しないでしょうね。それこそ時間が本当に無い人が使うのでしょうか? 私も日本で時間の無い時(すぐ食べたい時)は今でもコンビニやスーパーのお惣菜のお世話になります。食べると美味しくないわけじゃないけど素材が良いわけではないから、助かってますがコスパは悪いなと思います。 日本は永らく価格破壊!みたいにどれだけ安く物を作るか、どれだけ安く買うかに必死になってますが、買って満足出来なくてすぐ買い直しになるとまた探したり心身ともに面倒ではありますね。 そしてキッチンという生活感溢れる場所だからこそ貧相な物は置きたくないという気持ちは「普通のものでいい」私にもあります。 もちろん、よくよく時間をかけて探せば安い良品はあるものですが、それでも水場で使うものは手入れをきっちりとしないと一生は続かないのと、やはり木は傷みやすいなと。

少し背伸びして良い物を手に入れるのって多少の勇気は必要ですが、値段ではなくコスパで見る(長い目で見る、トータルで見る)のも良いと思う経験でした。もちろん、モノ選びそのものを楽しく、買わなくても見るだけでも世界が広がるからたまに高級品のサイト見るのオススメです!(実はたまにやる)

(さて・・・ユーカリまな板の話を熱く語りましたが、一応はセラピストさんやリラクゼーションのお客様向けブログですのでここらで話をすり替えますよ) 身体のケアも同じです。安く済ませようと30分だけ受けても結局すぐ不調が出てしまって痛い思いをしてしまったらもったいない。その場しのぎで良いと納得されているならいいんですけどね。 色んなお店を見てきましたが、低価格で人材を確保しているところは育成システムがあまりキチンとしてないので表面上は良くてもそれ以上の発展はしないし、セラピストさんもやりがいを感じることが出来ないので続けられないです。結果、また人手不足の悪循環。

セラピストさんに言えることは、無料のサロン研修だけに頼るには甘い。私の友人で大学院まで行って研究をした人がいましたがすごく貧乏しながらも学校に通い、未だに奨学金返しているそうです。今は幸せそうです。

サロンオーナーさんやトレーナーさんに言いたいのは、講習会の情報を流してあげてほしいことです。この業界に入ったばかりの人は、どこで学ぶのかどうやって学ぶのか知らないのでサロン内での研修がすべてだと思っています。仕事を続けていけば自然に上手くなるものですが、伸び悩むこともありますから。

お客様に言いたいことは・・・まあ、「下手すぎる…」と感じてチェンジを希望するときには優しくお願いします。本人に言えなかった場合は店の人に「あまり良くなかった」と知らせるのは悪いことではないですよ。今後、よい施術を受けたいなら、技術向上してもらうしかないです。頭ごなしに言うのはその時すっきりはするかもですが、事態の改善には繋がりません。

うん、話がそれ過ぎましたね。毎度のことなのでそろそろ慣れて下さいませ。

それではまた!

閲覧数:17回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page