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執筆者の写真HITOMI BABA

脱・もやもや


こんにちは。

ようやくタイの仕入れ品をだいたい公開できてほっとしています。

他にも小さいものはサロンでどうぞご覧ください。

タイ(チェンマイ)旅行記ですが、もう大事なご飯ネタは公開したので、後はマッサージですね。

相変わらず、適当に歩いて入りました。

まず、一軒目。

ナイトバザールのあたりで受けようと思ってふらふら歩いていたら、さっそくお声をかけてもらいました。

1時間200B(700円くらい)で二時間お願いしました。

おばちゃんだったので、ベテランだろうなと期待して。

結論から言いますと、私、この方のタイ古式マッサージが人生の中でもワースト3に入っちゃう印象になりました。

ポイントがずれるとかはあんまり気にしないのですが(レッスン中は許さんよ)

まとまりがないというか、トータルで見ると不自然な点が多く、1秒もうとうとできなかったんです。

まず、すぐにエアコンが寒くないか聞いてくれました。

日本人が寒がりなのを知っているようです。タイの方は暑いようですがその気遣いは嬉しかった。

途中、なぜか隣で工事をしていてドリルの音やノコギリの音が響き、その時にもその人たちに「ちょっと!」って声をかけてくれたり、そういう気づかいの出来るおばちゃんなんです。

だからこそ、残念だったんです・・・

何が気に入らなかったのか、細かく見ていきましょう。

施術ですが、通常通り仰向けで足から。

足湯がなく蒸しタオルで足を拭いてくれたのですが、何故なのか左足はサッと一撫でしただけ。

サウナの直後だし、まあいいかと思ってたんですが、片足だけ圧が全く乗っていない。

その後左足裏へ。ややソフトな圧で少しずれるなと思っていたんですが、まあ許される範囲。そうして、突然手が止まったかと思ったら、ふくらはぎをすっ飛ばして太腿に手が飛んだ。

「独自の手順があるのかしら?」と気にしていなかったんですがまあそんな調子でたびたび手が止まりつつ進んでいき、右脚はなぜかふくらはぎもやってくれました。

手掌圧と肘圧が多く、繰り返しが多い。ストレッチがほとんどないなーとちょっと物足りなく思ってました。

それから腕はかなりさらっと終わり、次は横向きかと思ったら、また足へ。下半身が疲れているせいかと思ったんですが、一度目と全く同じ内容でなぜ二回に分けたのかしら???と。

でもここまでは、まだ「まあ、別にいいかな」と思ってたんです。

それで、うつぶせに移ったんですが、下肢は手掌で軽く押されただけで終わり。背中に入ったのですが、腰を圧しているかと思ったら、突然、背中を抜かし肩に手が飛びました。

通常、タイ古式マッサージは「流れ」というものがあり、圧しながら腰→背中→肩とアプローチする場所が移動していくものですがやたら自由でした。

手が止まる、パッと手が離れて別の場所に移動する、というのは受け手にとってはメチャクチャ落ち着かないんです。体験すると本当にそれを感じました。

そして、ほぐれようがほぐれまいが、おばちゃんの匙加減で次の場所に移ってしまう。左肩は10秒もしないうちに終わり、すぐ右肩に移りました。

ストレッチはゼロでした。この辺りから色んな疑問が湧き始めました。

そして、仰向けの肩首頭のマッサージへ。

ひたすら圧され、右肩が終わったところで「座って」と座位になりましたがやはり右肩のみ肘を使った手技二種類で圧され、もう一度寝ろと

「ああ、これで左肩になるのね」と思って左肩をやりやすいように右を向いたら向き直されまた右が始まりました。

さすがに「え? え? これどう言ったらいいの? 確かに右の方が凝ってるけど」と考えましたが、左手を傷めていて左手を使わないのかと気が付いていて。

だったら最初から担当しなきゃいいのに、と思うのですが、それでも働く事情も分からなくもない。

終わって時計を見たら20分以上早く切り上げている! 

これは日本ではかなり大クレームものですが、それで精いっぱいだったんだなと。

こういうの、ちゃんとはっきり言った方が良いのでしょうが、普通に帰りました。

モヤモヤしてましたが、何が気に入らなかったのか分析していくうちに楽しくなってきました。

いいネタ出来たわ。最近は何かあるとネタになります。

・いきなり手を離したり、離れた場所に突然移動したりすると、本当に落ち着かない。

・タイ古式マッサージ=ストレッチではないけれど、少なすぎると物足りない。

・左右のバランスをクライアントに聞かず勝手に変えない。

・手や身体が痛いときは、ちゃんと休む。

・気遣いはタダ。でも価値は大きい。

そんなことを学びました。

休むと嫌な顔をされるから休めない、それはわかります。自分が穴をあけるとお店の売り上げも下がるから我慢して休まない人もいます。

今の日本で「休みたい」はすごく言いにくいことですが、

自分の体調管理ももちろん、同僚や部下にも優しい気遣いができる人であってくださいね。

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