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執筆者の写真HITOMI BABA

経験は肥やし


こんにちは。タイ古式マッサージ&チネイザン インストラクター馬場です。

私がこの業界に入ろうと思ったのは、25歳ごろでした。実際タイで学んでいたのは26歳の終わり。遅いのか早いのかわからないです。遅いとしても、それまでの他業種の経験も肥やしになっているかと思うので、無駄な時間を過ごしていたわけでもなく。

この世界に入る前に、

緊張しやすく、接客業も向いてない

パソコンがわからない(壊しそうで怖い)

手先も器用ではない

おしゃれセンスもない

体力もない・・・

…やりたいことが無い上に、得意なことも自信を持って言えない。

そんな後ろ向きな思いもありました。

短大の時にきちんと就職活動せず、自分という商品を見つめてアピールするということを怠ったせいでしょうか、自分も良さが全く分からない・・・

事務や製造業などどんな業種も人と接するので、接客は最低限経験を積んでいかなくてはいけないということは若かった私も理解してました。

なので、イベントの受付や整理の仕事で基本のキである接客業を学んでいこうと思ってました。

セラピストは技術職でもありますが実際のところ接客業の要素も大きいです。

「心のある人間」の身体に触れるわけで、機械の相手してるんじゃないです。「痛い、暑い、それはイヤ」って言ってくれるので機械より人間はずっと良いです。

あと、予約などはパソコンで管理する世の中なので嫌でも機械触りますね。触って慣れるしかなかったです。

タイ古式の紹介文を作るためのコピーを考えたり、デザインを考えたり、結構マルチな能力を養われるお仕事です。

セラピスト・・・案外仕事の幅が広いけど、まあこれも経験の勉強だから、と今は思えるようになってます。良かった良かった。

今の世の中って、セラピストもそうですが、バリスタ、パティシエ、ダンサーなど、少し投資して技術を身につければその職業につけちゃうんですよね。

そして、その前に積んできたものは肥やしになる。

人の話を聞く能力や、話を聞いてもらう能力、お客様ともスタッフともセラピストには大事ですよ。

セラピストはだいたい18歳以上からの募集が多いですが、中卒でフリーターを経験後、セラピストになる方もいれば、エステの学校出身者、大学卒で会社員を経てからなる方も多いです。人それぞれで得意なことを表に出せていればどちらも上手くやってます。

あと「好きなことを仕事に」という言葉がありますが、個人的には好きでなくてもなれます。続けられます。社会人としての責任を果たしてくれれば問題なく続けられます。逆にこの仕事が好きでこの業界に入った人でも、辞めるときはあります。

10年前好きだった食べ物、今でも一番好きですか? 好きなものは変ります。感情の変化は誰にも責められないじゃないですか。

同じ仕事をずっと続けることも良いですね、ひとつの仕事・同じ職場でも、いろんな人と出会って経験は増えていきます。

今私は41歳ですが、同世代の方でもやりたいことにチャレンジする時代です。

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