こんにちは、タイ古式マッサージとチネイザンインストラクターの馬場です。 ……って、言ってますが、10月いっぱいで「チネイザンインストラクター」を名乗れなくなります。 話がとてもややこしいのですが、私がティーチャー資格を取り提携していたチェンマイのOng's(オンズ) マッサージスクールと、チネイザンの総本山である「タオガーデン」というリトリート施設との間で決まった事です。 「チネイザン」という素晴らしいトリートメントがオンスクールなどの卒業生の活躍もあり、世界中で広まり始めているのですが この度、タオガーデンがきっちりと管理していくことに決めたのだと思います。(個人的な憶測ですが)
今後、チネイザンのインストラクターはタオガーデンで研修を受けて認定を受けた人だけだということです。タオガーデンの研修は年に数回しかなくその期間にチェンマイ郊外のタオガーデンに滞在して…と費用だけでなく時間がかなりかかってしまうのです。
タオもそれだけ真剣なんです。 オンズ出身のチネイザンティーチャーは世界中にたくさんいるようですが、全員、同じようにセラピストに戻ります。チネイザンというトリートメントは日本でも出来ます。 私が過去にトレーニングをして、ディプロマを発行しました生徒さんも同様です。チネイザンというトリートメントはOK。ディプロマの価値は変わりません。
オンズは良いスクールです。オンズのチネイザンコースは、安全性が高く、思いやりがあり、日本のサロンにも取り入れやすいものでした。 そして、私はタオガーデンでセラピストをしていたウー先生に教えていただいてます。 通常コースと、ティーチャーと、2回。どちらもウー先生です。
(※オンズの庭で。オン先生とウー先生と)
まず、13年に通常コースを受けた後、日々、内臓の働きやリンパの基礎を学び、自分の身体の変化としてもたくさん学びとり、セラピストとしてお客様のお腹を1年もみほぐしました。どんどん変わっていくお客様のおなかを見たり、自分の身体がすっきりしていくのを見て、これは世間で「当たり前」のこととして定着させたいと思うようになりました。大ブーム、というより「定着」です。
(※これは、一度目の履修前ですね。ジャップセンのティーチャーのディプロマをもらっているときです)
それで、納得してからティーチャーの道に進みました。 タオガーデンでも、一度履修した後、100症例のレポートを提出して、再履修してからティーチャーとして認められるようです。そう、本当に時間がかかるものなのです。
(※世界中からオンズに人が集まります。この日はロシア、スコットランドなど6ケ国の生徒さんがいました)
私は正式なレポートは書き溜めてませんが、毎日のようにお客様にチネイザンのトリートメントをするので、100名はとっくに越えてます。 強引にほぐしたりはしませんので、私の施術を受けて具合が悪くなった、痛すぎてもう受けたくありません!というケースも一度も聞いておりません。いつも自信と真心を持って「変わりたい」と言う相手に接しています。 そもそも、チネイザンが好きです。私自身も身体だけでなく精神を整えられ、生きていく上で一本の道を作ってくれたものだと思ってます。 ……ですが、私は今後、オンズのチネイザンコースのディプロマを発行することはできません。それだけです。 レッスンを受けようと迷っていた方、オンズのディプロマはもう発行しませんが
Mang Gornのオリジナルのディプロマを発行させていただきます。 せっかくなので、以前、いくつかの場で習ったことのあるチネイザンの元にもなる「昔からあるタイのお腹のデトックスマッサージ」の良いところも取り入れていこうと思います。チネイザンの名に傷をつけるような行為はしないように。 こだわりたいのは、安全性と気持ち良さ。相手を優しい気持ちや幸せな気持ちにしてあげられる施術を目指します。 結果ばかりを気にして無理にほぐしたら、お腹は外敵が来たと緊張したり拒否しますからね。
ビビりやすく常に緊張した腸を持っていた私だからこそできる(わかる)ことを信じて、「認定校のティーチャー」「認定校のディプロマ」に負けない「より良いもの」を伝えられるように、今後ますます精進いたします。
・・・また取り決めが変わることもあるようなので、私のこの方向の決定もまた変えなきゃいけないかもですけどね。 成長していきます。どうぞ、応援よろしくお願いいたします ^_^